事例紹介

事例1 家族間でもめていたケース

相続の一連の流れの中で最も問題が生じやすいといって過言でないのが遺産分割協議です。
どのような財産があるか、また相続人それぞれの想いを考慮した専門家が考える分割案というものを提案することが重要です。専門家のアイデアをたたき台として協議を進めるのも一つの解決方法となります。
実際に、家族間でもめていたケースでは、「専門家が考える分割案」を提示。その後その分割案をたたき台として、当事者間で日頃の想いなどを打ち明けながら話し合いになり円満に分割をしていただきました。
相続のゴールの一つは、故人の意志を尊重した円満な遺産分割です。


事例2 収益物件を保有しているケース

アパートや駐車場などの収益物件を数件保有している方がいました。新しく約4億円の借入れで賃貸オフィスを建築し、老後生活を快適に送るため追加の借入金で居住用の分譲マンションを購入しました。
借入金による建築と居住用不動産の購入により、相続税の財産評価額を大きく減少しました。
相続税を逃れることを意図して亡くなる直前に購入するといったことは当然みとめられませんが、元気なときから将来のことを考えてこういった対策をすることは相続税という観点からは大いに意味があります。


事例3 相続税と贈与税の比較

母が居住用財産(土地、建物)4,000万円と預金2,000万円を所有している場合には、母の生前に財産を贈与により引継ぐか、相続により引継ぐかを悩まれる事例が多いです。
税金のことだけに焦点をあてた場合、母の財産の総額は6,000万円であり相続税基礎は控除額以下のためかかりません。仮に、居住用不動産4,000万円の贈与を受けた場合には、(4000万円-110万円)×50%-225万円=1,715万円の贈与税かかることになります。
特例の使用により結果は変わりますが、贈与税は税率が高いため、相続税と贈与税の比較がとても重要になります。